𝑎, 𝑏 を変数とする。
当たり前だが、下記の等式が成り立つ。
𝑎+𝑏 = 𝑎+𝑏
減法は加法の逆演算なので、下記の等式が成り立つ。
(𝑎+𝑏)−𝑏 = 𝑎
元の数と取り除く数が等しいときの差は0なので、下記の等式が成り立つ。
{(𝑎+𝑏)−𝑏}−𝑎 = 0
差からいくつか取り除いているので、下記の等式が成り立つ。
{(𝑎+𝑏)−𝑏}−𝑎 = (𝑎+𝑏)−{𝑏+𝑎}
(𝑎+𝑏)−{𝑏+𝑎} = 0 なので、𝑎+𝑏 と 𝑏+𝑎 は等しい。
𝑎+𝑏 = 𝑏+𝑎
つまり、+ の左右を交換した数式の値は元の数式の値と等しい。
このことを、加法の交換法則 (commutative law)という。